すみれ(菫)

吉本隆明/詩/大正炭鉱闘争/共産主義者同盟叛旗派/

10•24国会前抗議行動に参加して。

https://x.com/studentsmayday/status/1716345455700013283?s=46

 

10月24日火曜日、国会前にて「日本政府によるガザ攻撃加担に反対する学生有志」による抗議行動が行われた。

 

今回の抗議行動は、「日本政府はガザの虐殺に加担するな!」という方向性で企画された。メインスピーカーによる演説の中では、「日本政府に対してパレスチナへの人道支援などを求めるだけでは、戦争は止められないのではないか」といった趣旨の発言が聞かれ、ハッとする思いだった。日本政府への人道的支援を求めるのではなく、そもそも日本政府のどちらともつかない振る舞い自体が虐殺に加担していることになる、と。抗議内容のその反日的な射程は、特に3•11以降の数多の国会前行動における、その国民主義的な射程を、ラディカルに乗り越える視点を含んでいると思う。

 

今回の行動内容としては、まずガザ攻撃に反対する趣旨のシュプレヒコールが行われ、そのあと参加者の中から数人がマイクを持ちそれぞれの思いを発言した。スピーカーでは、それぞれの立場からのパレスチナへの連帯のアピール、日本政府に対する抗議の意志が示された。

 

これに引き続き、パレスチナ問題についての歴史的、思想的な観点を学び続けるとともに、パレスチナの民衆への連帯の意志を示していきたい。参加者のみなさんお疲れ様でした。

 

そしてなにより、学生の運動がまったく停滞している今のような状況の中で、このような学生の行動を持続、発展させようとしている主催者には最大限の敬意を表したい。