すみれ(菫)

吉本隆明/詩/大正炭鉱闘争/共産主義者同盟叛旗派/

吉本解釈

吉本解釈で、これは上手い(納得したかしてないかは関わらず)と思った解釈者は、全共闘世代でありフランス文学者の鹿島茂さん、一般向けの幸福論など書いている勢古浩爾さん、あと昔の人、吉本と同世代の人では谷川雁鶴見俊輔

それ以外はみんな"バカなんじゃないか"と思いながら読んだ。それ以外に何を読んだかは言わないでおくが、高尚な雰囲気ただよわせている学者どもの書いた吉本論なども大抵読んでいるが、ほんとうにバカなんじゃないかと思いながら読んだ。

吉本がまさに嫌っていたような奴らが奴らのやり方で吉本解釈してるんだから見てられたものではない。

学者が書いたものが的外れな印象を免れないことが多いのであって、反対に解釈といよりエッセイ的な文章では、ハルノ宵子さん、吉本ばななさんの書いた吉本隆明像など、大抵好きだ。