すみれ(菫)

吉本隆明/詩/大正炭鉱闘争/共産主義者同盟叛旗派/

他人の言葉を違和感なく使うこと

他人の言葉を違和感なく使うこと。

本当に伝えたいことがあったとき、何か話すたびに、何かが違うと違和感を覚えてしまうことはないか。

吉本隆明は、他人のものである言語において、本当に言いたいことを言おうともがくことについて、言語によって考えた。

言語を違和感なく使える人はたくさんいるが、そうではなく、本当に言いたいことを言おうとすると沈黙するしかないということもある。

有意の沈黙というものもある。